ラーゲリより愛を込めて

 昨日雨と強風の中、新宿まで行ってきた。

平和祈念展示資料館」の春休みイベントで映画や芝居があった。

私は昨日の映画「ラーゲリより愛を込めて」と展示を見てきた。

 (戦争が終わった時、ソ連軍に捕らえられた日本兵75万5000人がソ連の酷寒

  地方に連行され、寒さと乏しい食料、劣悪な生活環境の中で過酷な強制労働をさ

  せられた。)

映画は実話に基づいた小説の映画化らしい。

託された遺書を暗記して家族に伝えるシーンは涙なしには見られなかった。

1人ひとりの役柄がよく描かれていて、1人ひとりが何とか希望を失わずに帰国して

ほしいと願った。

映画を通して日本人の価値観(何を美徳と思うか、何を美しいと感じるか)を伝えた。

以前見た劇団四季の「異国の丘」もこのラーゲリでの話だった。また観たい。

 

 偶然、貸してもらった「通販生活」という雑誌に

語り継ぐ戦争の話という特集があり「空襲」「疎開」「引き上げ」の聞き語りを

載せていた。本土であっても戦時下には普通の生活はなかったことを改めて知った。